Mossbrae Falls

シャスタ山から流れてくる雪解け水が、まるでレースのカーテンのように苔を伝って流れる神秘の滝。

西海岸きっての聖なる山でありクリスタルガイザーの水源でもある「マウントシャスタ」から流れてくる水が、とてもセラピューティックで女性的なエナジーを持つMossbrae Falls。白装束でエイッ!って入るタイプの滝ではない。

この滝に辿り着くまでの間は線路を歩く必要があり、ちょっとした冒険が楽しめます。初めてこの道を歩いた時、スタンド・バイ・ミーのワンシーンを思い出していたら、実は本当にその舞台だったと後から知った。中学の頃に好きだった映画の一つなので、ちょっと感動。

ただこの滝までの道のりがわりと長く、2017年に来た時は超ピーカンの初夏だったので、日陰もなく炎天下のハイクとなりました。曜日や時間帯によって、歩いている途中に電車が来たりするので、お気をつけください。

向こうの白いのがシャスタ山。手前が渡ったサクラメントリバー。

初めて訪れたのは3年前。当時、フォトグラファーの相方とHedgecreek Fallsを撮った後、奥の小道を歩くと、サクラメントリバーとシャスタ山が見える小さな展望台が出てくる(上の写真)。午後4時頃だったか、彼が「夕暮れの撮影に間に合わないかもしれないから、ここから川を渡って対岸に渡る!」と無茶を言い出した。この人との旅はいつもそう…。

一体何の修行なのか、薮を降り、リュックを頭に乗せ、サクラメントリバーを横断する羽目になった。最初の3歩ぐらいは気持ちイイー!とか言ってたものの、雪解け水が想像以上に冷たくて痛くなってきた。早く歩きたくても、足元は岩や小石がゴロゴロして滑るわ、パンツの裾を捲った意味など何もなく、最後は胸の位置まで潜ってしまう・・・これが私にとっての三途の川なのかぁ〜!

でも、正規のルートはまず車を停める場所から全然違うし、川渡りはないのでご安心ください。こんなバカなことをする輩は私たちぐらいかと思いますが、絶対にお辞めください。

そんなこんなでショートカットにはなったものの、そしてスタンドバイミーのようにヒルに噛まれることはなかったものの、死にそうな目に会ったうえ、半身以上がずぶ濡れになったことで不機嫌だった。

でも線路を歩いて、モスブレアフォールズに辿り着いた瞬間、あまりの美しさにすべてが吹き飛んだ。

本物のクリスタルガイザーよ〜〜!奥さま〜!

今にもセントジャーメインが現れそうな滝の音色を聴きながら、大きな岩の上で寝転がっていると全身が溶けそうだった。

翌日は、キャッスル&ハートレイクです。