北米一深く、美しい瑠璃色の湖 Crater Lake NP

北カリフォルニアのマウントシャスタからドライブすること3時間、オレゴン州きっての観光地クレーターレイク・ナショナルパーク

クレーターと言いつつ、隕石が落ちて作られた地形ではなく、紀元前4680年頃にマザマ山の噴火によりできたカルデラ湖。アメリカで最も深い湖であり、一番深い場所で1,943フィート(592 m)あるそうです。

私たちは到着するなり、絵画のように美しい青さに圧倒され、本物の景色なのか疑うくらいだった。
その青さは天然石のラピスラズリを思わせる瑠璃色で、昔、この周辺で暮らしていたKlamath Indians(クラマス・インディアン)にとって最も神聖な地であったというのも十二分に頷けた。

サイエンティスト曰く、世界で最もクリーンでクリアな湖なのだとか
天気や角度、時間帯によって青色が変化する。

当時、地元のインディアンたちはマザマ山の噴火を目の当たりにし、伝説として後世に伝えてきたのだそう。アガスラピークの記事でも取り上げましたが、噴火でできた湖ということで、当時の彼らにとっては超神聖なパワースポットでした。

湖岸で独り断食をしながら、自然のスピリットを感じ、祈りの中で数週間過ごすというビジョンクエストもよく行われれていたそうです。ビジョンクエストの動機はさまざまですが、少年から男性への通過儀礼として、また愛する人の死などの感情的なトラウマの回復などがあります。そして、多くのシャーマン、ヒーラー、メディスンマンといった部族の精神的指導者がこの湖で力を得ていった。

クラマス族にとってクレーターレイクは、精神世界につながり、人生を変える経験をする神聖な場所だったのです。

そして今でも、こうして瑠璃色の湖を眺めているだけで、癒されたり、いろんなインスピレーションがありました。

こういうことを言うと、頭おかしいと思われるかもしれませんが、もう隠しきれないので言います。私はネイティブインディアンの前世の記憶が少し濃いめに残っていて、よく指摘もされていました。おそらくその辺のご縁とかカルマの関係で、今はこうして彼らの聖地を巡礼させて頂いているのだと、この湖で深く感じた次第です。

高山植物のウェスタン・アネモネの種たち。タンポポの綿毛みたいに種が風に飛ばされる。
標高8,929 フィート(2,721 m)のスコット山にある展望台からはカルデラが一望できる。このハイクは急坂が続くので若干厳しいですが、絶対に登るべき。

湖自体の平均標高は6,178フィート(1,883 m)あり、夏でも朝晩は寒い。

2回目に行こうと試みたのが5月だったのですが、まだ周囲は雪に覆われていてドライブできない箇所もあり断念しました。でも雪景色も写真を見る限りすごく綺麗なので、雪対策万全だったら行ってみるのもありです。

湖の周囲はリムドライブという一方通行のドライブコースや、船のツアーもあったりといろんな角度から湖を楽しめます。私たちはリムドライブをゆっくり周り、ビューポイントで停車しては撮影していました。ご存知の通りアメリカの国立公園は柵がないので、どこにでも登ったり降りたりできますが、無茶して砂っぽい崖から写真を撮ろうと頑張ると大変な目に会いますのでご注意ください。(私たちみたいに・・・汗)

朝日も撮りたいという彼の要望で、私たちはここで一夜を明かすことになった。夕方になるとかなり冷たい強風が吹いていて、定番ディナーであるカレー風味の野菜煮込みを作るのに苦労した。

早朝の湖畔の静寂さを感じながら、神秘的なご来光が拝めました。ありがたや〜。でも朝の湖は青じゃないのね・・・。

この後、さらにオレゴンを北上します。


Crater Lake National Park