御年5067歳!地球最古の木 Ancient Bristlecone Pine

この人は狂っている・・・海抜0m以下のデスバレー国立公園で地獄のキャンプした後、一路、ホワイト・マウンテンの標高3,400m地点(富士山は3,776m)にあるアンシェント・ブリストルコーン・パイン・フォレストに世界最古の木を撮りに行くだとか・・・。
一体、何の修行なのか・・・この旅が始まってから何度この言葉を呟いたか分からない。

デスバレーから車で走ること3時間、ルート395号線から舗装された山道を登るとビジターセンターに到着する。パーキングには私たち以外の車は1台のみ。思い返せば途中の道でも車をほとんど見かけることがなく、ビジターセンターもなぜか閉まってるし、人気の無さぶりが伺えます。(良いコト)

車から降りると澄み切った空気と、松の香りが何ともセラピューティック。ただ寒い!

高山病にはならなかったものの、昨日までは息するだけで肺が焼けそうな場所で過してたのが、今日からは雪もチラつく世界で過ごすことに。

ビジターセンターから車でさらに20kmほどシーニック・バイウェイ(Scenic Byway:観光ドライブコース)を北上し、Patriarch Groveへ向かう。途中、ワイルドな泥道もあるので運転は気をつけましょう。どんどん天上界へ向かっているような、妖精が住んでいそうな世界が見えてきます。

パーキングに着き、早速、森の方へ歩いて行くと、遠くに見えるシエラネバダ山脈に虹がかかり、その反対側では雨雲が雨を振らせているのが見えた。まったく別次元のバイブレーションの中、まるで彫刻の最高傑作のように立っている神様たちを私たちは夢中で撮り続けた。

 

 

 

松はもともと貫禄がある木ですが、この威厳と風格は、下界から遠く離れて厳しい環境を何千年も生きているからでしょうか。まるで偉大なヨギのよう。

ブリストルコーン・パイン・フォレストでは、保護のため一切の看板がなく、樹齢4,850年で世界最古の木して知られているMethuselah(メソゼラ:旧約聖書で1番長生きした人の名前から由来)の場所は秘密になっています。彼が多分そうであろうという木を撮っていましたが、実際のところは分かりません。でも、この辺の松はゆうに樹齢2,000〜3,000年を超えていて、どれも個性的なシェイプ。

メソゼラは長年、世界最古の生命体と言われていましたが、2013年に同じエリアで樹齢5,067年(紀元前3051年に発芽!)の松も発見されているそうです。

紀元前3051年に発芽したということは、日本は縄文時代の中期〜後期、ギザの大ピラミッドや英国でストーンヘンジができる前には、この世に生きていたということになります。冬にはマイナス30度以上、強風と3メートルもの大雪に見舞われる厳しい環境を耐え抜ける木はブリストルコーン・パインだけだと植物学者は言っています。(参考:mymodernmet.com

夜になるとぐっと気温も下がり、毛糸の帽子とダウンジャケットの完全武装じゃないといられません。ミルキーウェイがとても美しく、寒空の下、星空を撮るフォトグラファーもいました。そして翌日は雪がチラつき、手袋ないと手がかじかむくらいの寒さでした。

それでも、やはり人間の出入りがほとんど無い高地のバイブレーションというのは、インドのヒマラヤ山中でも同じことを感じましたが、下山したくなくなるほど居心地が良いものでした。普通なら食べて、寝て活力を養うということも、波動が高くてクリスタルのように透明な空気の場所にいると不思議と、そんなに食べなくても寝なくてもエネルギーは常にチャージされている感じがします。

あー、こんなことを書いていたらまた行きたくなってきた。今度は普通の旅で・・・。

ここは登山をしなくても富士山と同じぐらいの高さまで登れるし、人も少ないのであまり知られたくない(笑)オススメな公園です。

Ancient Bristlecone Pine Forest Visitor Center
天候と道路状況に応じて、5月中旬から10月まで営業。
水も売ってますが、閉まってるかもしれないので予め下界から食料調達しておくこと。
園内キャンプは禁止なので、近くのキャンプ場Grandview Campgroundで。


Ancient Bristlecone Pine Forest