ヨセミテの絶景ポイント#1 トンネルビュー

Mac OS X El Capitan(エルキャピタン)でお馴染みの景色、トンネルビュー。

この日はラッキーなことに、空がピンクに染まるセクシー・サンセット。フォトグラファーたちは「俺たちついてる!」と口々に言ってました。ただ一つ残念なことと言えば、季節が夏だったため右手に見えるはずの滝が枯れていたことか。

ヨセミテ渓谷の中央、遠くでイルカの頭のように顔を出しているのが、ヨセミテのシンボル的存在のハーフ・ドーム(標高2700メートル)。

左手に見えるのが、ロッククライマーの聖地、一枚岩の花崗岩としては世界一を誇るエル・キャピタン。その高さ 1000メートル!1番古い花崗岩は、1億1,400万年前!それはもう誰が見たって畏敬の念が湧いてこないはずがない。

翌朝は天気が悪かったおかげで、雲が龍みたいに流れる良い演出してくれました。

Yosemiteという名前は、約1万年前からヨセミテ渓谷に住んでいたミウォク族が、同じくヨセミテ在住だったパイユート族に対して「Yos.s.e’meti(those who kill:殺し屋たち:Yos=殺す、e=人)」と呼んでいて、それを聞いた後から来た白人陸軍が英語っぽいからという理由で「Yosemite」になったのだとか。殺し屋公園って・・・如何なものか。(デビルズタワーも然り)

当時、同じヨセミテ渓谷に住んでいたアワニチ族は、渓谷の壁がクマが大きな口を開けたように見えることから、彼らの言葉で「Ahwahnee(アワニー)」と呼んでいたのだそう。残念なことに、アワニチ族が白人たちに名前を説明する時、誤解が生じてしまったため公園の名前は、アワニー国立公園にはならなかった。

でも、公園内にAhwahnee Hotelという素敵なホテルがあり、1991年にスティーブ・ジョブズがアワニー・ホテルで結婚式を挙げました。まぁでもこのアワニーホテルも、2016年にMajestic Yosemite Hotelにリネームされてしまったのですが・・・。

アメリカでは、国立公園でウェディングフォトを撮るカップルが多いですね(オサレなヨセミテウェディング写真)。こんなバックグラウンドだったら撮る方もテンション上がることでしょう。

2017年、ヨセミテ国立公園ではネイティブ・アメリカンの村”Village of the Ahwahnee”を再現しました。観光客も訪れることができ、先住民たちはそこでスピリチュアルな儀式も行えるという嬉しいニュース。

血族ではないにしても、同じ大陸に住む祖先の文化を継承して、お互いを尊敬し合うことができるって素晴らしい進歩です。